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2000年01月26日

映画で学ぶ

ロード・オブ・ザ・リングのファンの間で、大きな議論が起こっているそうです。原作の「指輪物語」のニュアンスが、全くねじまげられている、というのです。

それは言い過ぎにしても、字幕が必要なければ、翻訳者の知識や力のかけ具合にとらわれず、映画を楽しめ、ニュアンスもわかりますね。映画を字幕なしで楽しみたい、というのは英語を学ぶ人ほとんどが夢見ていることでしょう。

そこで、英語学習における映画の使い方について、私がとったやりかたを紹介します。主に、洋画は生きた会話を学ぶためのツールです。本当は、せっかく買ったDVDでディクテーションしたいのですが、なかなか時間がありませんでした。99年10月ごろ、簡単だろうと思ってやったユーガットメールは、予想以上にてこずって、冒頭15分で中断してしまいました。メグ・ライアンの恋人役がやたらこった言い回しが好きなので、当時の実力ではかなり難度が高かったです。

 もともと洋画が好きなもので、毎月3,4本はひまを惜しまず映画館に行きます(いそがしいと一本も見られませんけど)そこでは、とにかく楽しむようにしてます。しかし「なるべく字幕に頼らない」のは言うまでもありません。そして「ん?何今の」というものだけ、字幕にすばやく目を動かします。

 字幕に気をとられていると、意外と画面は見ていません。要するに、洋画に関しては、字幕に集中している分、半分しか楽しめてないのです。もったいないと思いませんか? 

 映画の英語を見て一番の収穫は、「直訳調でない表現を体得できること」だと思います。日本語をそのまま訳しても、日本語のニュアンスは伝えることはできません。伝わっても、非常にまわりくどかったり、堅かったり、なんとなく変にビジネスライクに聞こえたりするでしょう。普通の会話では、直訳では、絶対に本心は伝わらないといってもいいと思います。日本人の英語に慣れた外国人なら別ですが。
 一番よいのは、インターネットでスクリプトを入手し、気に入った洋画を片っ端からディクテーションすることでしょう。(私はまだそこまでしてませんが)そして、日本語字幕も、ニュアンスを知るために絶対必要です。

 私がやってみたいのは、恋愛小説家とユーガットメールです。以前ERをやったのですが、何しろ搬入シーンでとまってしまうもので、途中で挫折しました。登場人物や患者の会話だけやってても、けっこう収穫はありました。 あともう一つ。日本語に照らせばそうですが、日本で入手できる英語で一番日常に近いのは映画ですが、基本的に、特に最近の映画は誇張表現やひねった表現のオンパレードですので、そのまま日常で使うと恥をかく場合もあるようです。可能なら、ネイティブにチェックしてもらうのがいいでしょう。例えばpiss offなんて映画では、女性でも当たり前のように使ってますが、ネイティブに聞くと全く使わないほうがよいようです。理解にとどめとくだけでいい種類の表現ですね。

 最近の悩み(2000年1月)は、フォーマルな言い方、インフォーマルな言い方の線の引き方です。日本語ですと難なく(とはいえないか?)できていますが、英語は、ずっと日本で勉強していたため、そうした使用にふさわしい場面というものを半ば無視してごちゃまぜに覚えてきたので、どこまではどこでどのように使えるのか、非常に苦しむことがあります。Big Wordsにも(あくまで日本人にとっての)、普段使っても全く違和感ないものもあり、とっても変なものもある(日本語でもそうですね)わけですから。 映画の英語については、そういう意味で悩んでいるところですので、今後も学びつつ考えていこうと思っています。

投稿者 show : 2000年01月26日 01:42

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