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2001年07月05日

最新アメリカ口語教本(研究社出版)

英語学習者の中でバイブル的になっている、入門から上級まであるテープまたはCD使用可能の市販教材です。私は初級にチャレンジしました。内容がすばらしく、稀有であるのは認めます。確かに、これが出版された当時に、一世を風靡したのもうなずけます。トレーニングも非常に細かく厳しく設定されています。これを続けられる忍耐力があれば、向かうところ敵なしでしょう。

 しかし、とにかく内容が退屈。印刷も装丁も典型的な教科書で堅苦しい。初級の、後ろにとじこまれているイラストには確か、タイプライターが登場していた気がします。骨組みが良ければ内容は時代遅れでもいい、という考えに私は賛成できません。

 繰り返しますが、内容は漏れがなく、口頭練習が中心に作ってあり、すばらしいです。ただ、面白くないのです。新しい物好き、楽しいもの好き、しかもやわらかい活字でカラー印刷なのが好きの私には、どうも続かない苦痛の教材でした。あきらめきれず、中級にもチャレンジしましたが、結果は同じでした。

 時代は移り変わっています。口頭練習中心の教材も、CDと連動してもっと効果的に、楽しく作っている教材はたくさん出ており、その中には本当に質の高いものもあります(お値段ははりますが)。版を重ねているからといって、その教材が今の時代でベストであるとは限りません。ちょっと意地悪く言うと、自分で判断せずに、昔使った「達人」たちの言葉をうのみにして買う人が世の中に多いから、今でも版を重ねている、という考え方ができなくもありません。内容が本当に濃くていいだけに、イラストなり、装丁なり、レイアウトなりにもう少し遊びがあるように楽しく作ってもらえれば、こんな私でも続くのになあと思うことしきりです。だからこそ、これで英語を身につけられた方というは、きっと真の実力者なのでしょう。心から尊敬しますちなみに、。松本亨先生の英作文問題集全10巻にも、似たような傾向が見られます。4冊買ったものの、5問だけやって投げ出しました。

投稿者 show : 2001年07月05日 03:13

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