2001年12月01日
ピンズラーシリーズ
今回は、ピンズラーシリーズ(Pimsleur)English III for Japanese Speakers ,と、Pimsleur Language Program : English II...English II (English for Japanese Speakers,English I for Japanese Speakersの教材をご紹介します。Ⅲは一番難しいことになっていますが、たいしたレベルではないです。これを知ったのは2001年の秋でしたが、なかなかの すぐれものです。テープもCDもあります。
スカイソフトでも買えますが、アマゾンのほうが品揃えは豊富なようです。ebayで安く入手できるときもあります。レベルは各言語3まであって、3が一番難しいということですが、先に書きましたように、あまり大きな差は感じません。
私は、これのEnglish for Japanese speakersⅢ、およびRussianⅠ、FrenchⅡを購入して勉強しました。簡単なのですが、 何というか、「ああ、こうすればよかったのか」とでも言いたくなるような発見がありました。
この教材は、英語はもちろん、英語以外の言語を学びたい方により有効かと思います。日本人はたくさん英語を勉強しており、その方法論もかなり豊富ですが、他言語はそうはいきません。いまだに大学の文学部レベルの、文法から入る学び方が多いです。ピンズラーで第3言語をやろうとすると、解説が英語ですから英語力が必須になります。しかし、学ぶ内容は非常に実践的で、4年も5年もロシア語、フランス語をやってきて「ああ、こんな言い方も知らなかった」という表現が満載でした。
英語に関しては、1,2は自信のない人向け。3を私はやっていまして、最初の6レッスンぐらいはかったるくてなりませんでしたが、後ろの方に行くと、学ぶ内容は全く簡単なことばかりなんですが、なかなか発見させられることが多く、ためになっています。 かなり流ちょうな人でも、意外ととっさの一言はあうあうしがちですね。それは、いきなり大人の会話から学んでいるからだと思います。
ピンズラーは「何か食べたい」「飲みたい」から入って、とっさの「いいですね」「十分です」「大丈夫です」みたいな機能語、「こっちがいい」とか「何がお勧めですか」などなどの本当の日常・旅行の基本会話を徹底的に身につけるので、基本を忘れかけたな、と思う人はバカにせずぜひやってみてください。いろいろ発見があるはずです。
私の場合、「こんなの知ってるよ」とおろそかにしてきたところが、意外と盲点だったなと実感しているところです。
ピンズラーでは、一切のテキストを使う勉強を行いません。聞いてリピートするだけです。1ユニットは30分。毎日続けるのが理想で、もし8割以下の出来だったら、翌日もう一回、自信がつくまでやってもいいそうです。ただ、集中してこなした方が身に付くのは間違いないでしょう。とにかくうんざりするほど、同じフレーズを、ふと忘れたころにリピートさせられるので、自然に定着します。
ただ、注意点が一つ。ピンズラーシリーズの監修者は「テキストなしでマスターできる」とうたっていますが、やはり最低限の文法知識や、初級レベルの語彙があったほうが、絶対すんなり入ります。キリル文字や、基本的な変格や活用の仕方をしらずにロシア語やフランス語をやっても無理だったろうと思います。ロシア語は2年ほどやっていましたので、耳からでも知っている単語ばかりだから、ついていける状態だからです。くれぐれも、その点は頭に入れておいてください。大体1セット2万6千円、30レッスンです。
1999年11月09日
リンガフォン米語中級・上級コース&BUSINESS ENGLISH
紀伊国屋クラスの大手の書店に行けば必ず売り場が見つかる語学教材です。英語だけでもこのほか初級やリンガフォン21、米語中心のCAN、イギリス英語などなど様々な教材があります。変わった言語の教材がすぐ見つかるのも長所でしょう。私は、偶然リンガフォンのスタッフと友達になって、米語上級コースを購入して、同時に中級コースを借りました。中級コースのレベル設定は英検2級から1級までとのことですが、実際は2級レベルの「会話」がある程度こなせる人ではないでしょうか。そうでない場合、間違いなく消化不良、あるいは自信喪失に陥ります。口頭練習がハードなのがリンガフォンの特徴で、これについていける人は相当粘り強い人だと思います。それなりに有益でしたが、口頭練習がしんどく、それぬきではさほど効果がなかったので、私はCD4枚目で挫折しました。
中級コースはCDが8枚あります。一見易しいのですが、日記風あり、会話あり、モノローグ風ありで、けっこうな量です。発音はクリアで表現も実践的である一方、内容が古いのと、1ユニットをどのくらいで終わらせればいいのか分からないため学習ペースがつかみにくいのとで、新しい物好き&添削好きの私にとって、使い勝手はあまりよくありませんでした。通信添削も別途申し込めばあるのですが、返送されるまで一カ月近くかかります。テスト内容も、あまり有用には思えませんでした。発音指導テープもありますが、結局利用しませんでした。
リンガフォンは、「内容が充実していれば、内容の更新はさほど必要ない」との方針らしいので、例えばロシア語教材が、旧ソ連時代から全く変わってなかったりします。で、地名がいまだにレニングラードだったりするわけです。
ちなみに上級コースは英検1級以上が対象です。売れ筋ではないからかテープ教材で、6本ついてます。さすがにめちゃめちゃ難しい!英検1級1次に通った今やっても、会話部分にはコロキアルな表現が非常に巧みにちりばめられ、パッセージには専門語が織り込んであり、非常に高度です。聞き取りもタフです。やはり内容は古いですが、語学教材としての質は高いです。これ以上のレベルの教材は、確かに見つけにくいかもしれません。
さて2000年暮れ、連れ合いがリンガフォンアカデミーに通うにあたり、教材が3つついてくるということで、私はBUSINESS ENGLISHを使わせてもらうことになりました。これは、CD1枚につき一つの企業についてのストーリーが収録されているのですが、想像以上に実践的です。ビジネスシーンで実際に使われそうな言い回しの口頭練習ができ、テキストではビジネスレターのshowcaseが満載です。ふつうに買うと、かなり高い教材ですが、交渉や会議が多いビジネスマンにはお勧めです。教材の会話の内容は、インタビューや会議、レポート、交渉、など意外にバラエティにとんでおり、効果音もCD一つ一つで変えてあり、なかなかおしゃれで飽きません。
なお、リンガフォンの教材はお値段もはりますので、十分考えてください。
